法人概要

設立趣旨
旭川市内の公園には夜遅く家に帰れない子どもたちが屯っています。
食事をとれない、家に帰ることができない子どもたちが寄り添って夜を過ごしている現実があります。
この子供達を保護し、生活できる場を必要としています。
(子どもの権利条約旭川市民会議 調査より抜粋)

虐待を受け、今日、寝る家もない、食事も満足に取れないなど困り感を
抱えている多くの子どもたちがこの広い北海道にいます。

明日を思い描けない子どもたちを安心・安全おな場所で生活し、
自分の未来を掴み取ってほしいと願い、
援助ホームを開設することを仲間達と決めました。

援助ホームは
子どもを一人の人間として尊重し、向き合う家です。

「子どもの権利条約」には4つの柱があり、子どもたちの権利行使を尊重しています。

1.生きる権利

2.育つ権利

3.守られる権利

4.意見を言う権利

国連で採決された「子どもの権利条約」を日本が批准して25年が経ち
子どもたちは笑顔で安心・安全な場所で生き生きとして成長しているでしょうか?

マスコミを賑わしている記事は子どもの虐待記事が毎日のように載り、
いたましい子どもの命は私たちおとなの手で葬りさられています。

2018年度、いじめ、不登校の相談以上に旭川市で
虐待を受けている子どもたちの相談が増え、
子どもたちの生死にかかわる大きな社会問題となっています。

件数は700件を超え、
解決は半分にも満たない件数で多くの子どもたちは毎日、
不安を抱えながら生きています。

子ども自身が電話をかけてくる件数も多くなり、
切羽詰まった声を聞くことは辛いものがあります。